イリュージョンだかホログラムだか。ちくわ感。
この間出てきてくれたユニコーンちゃん。
この時、実は結構なアクシデントの最中で。
撮影のお仕事の現場で、さあ、撮影だ!ってなった時に、
カメラの電源が入らなかったんですね。
家を出る時に、充電したバッテリーに入れ替えてお仕事へ。
色々あって、その日は予備のバッテリーを持たずに出た記憶があります。
いつもは持ってるけど、予備のバッテリーを出すことなんて今まで一度もなかった。
のに!!!!
いや、ほんとにやばいことなんです。
でも、なぜかその日妙に落ち着いていました。
撮影のためにいらっしゃっている担当の方たちのことが、なぜか他の人ではなく自分みたいにも思え、うまく言えないですが。
事情を説明し、結果的に家までバッテリーを取りに行くことに。電気屋さんはあったけど、新しいバッテリーは充電されてないので意味がなくて。
いや、ほんと、ありえないことです。普通は。
その、撮影現場の商業施設を出て電車に乗り、家に帰る。
本当に謎に落ち着いていたので、目の前の現実が単純なもの、ちくわとか、はんぺんとか、
スナック感覚というか、シンプルでかわいいもののような感覚で、
そんな中でも多少は色々と出てきます。
『ナイトメアだ』『今日に限ってバッテリーないなあ』『いつもなんとかなるのになぁ』『本当ならこれが帰路なのに。』
でも、なぜかシンプルな気持ちで、家に着く直前の路地に差し掛かった時、
居たんですね。
最初、ド、ドラゴンがいっぱい。とも思ったのですが。
モフモフ感がファルコンだなあと。
ファルコンかユニコーンかドラゴンか。
全部”ン”だな!すごい!!
呼ばれたのか来てくれたのか知らないけど、なんか、「なるようになってる。」と思った。
現場に戻り、無事に撮影を終え、各種報告。
お仕事を振ってくれている会社にも報告。
返信のメールで、
今回はクレームも何も来ていないし大丈夫だけど、別の現場だったらアウトだったと思うし、
気をつけてね と言われた。
間違いなくごもっともで、そのとおりなんだけど、
なぜかその時、素朴な疑問のようなものを感じた。
それは何かというと、今回のことと、別の撮影の事とをつなげて考える。という感覚が、その時なかったから。
あ!そうか!と。
要は、すべてのことはその時その時で完璧に起こっていて、
前回がこうだったから次はこうとか、そういうつながりを持った考えというのがその時なかった。
今回のことは完璧に起こったことだ。と妙に納得していた。
その感覚は、前述したちくわはんぺんスナック感で、温度も人肌より少し低い。くらい。あ、今思いついたが光の温度。みたいな感覚だ。そう言うと、熱くもないし冷たくもない。という、ある種無な感覚なのがわかると思う。
安心という概念もないほどに普通。だった。
そういう日を経験したことが単純に、よかった。と思ったのと、
今までいかに何かに結びつけ、理由を探し、未来の心配をし、ロープにすがるように、
延々と紐を作り出していたのか。みたいなことを思った。ナチュラルに。
それが悪いのでも弱いのでもなくて、だってそんなのこの世で生きてきたら当たり前。
単にそれに気づいたのと、一瞬一瞬、点に自分を放つことを、意識してみようと思った。
このブログ書いてる最後の方、YouTubeで曲聴きながら書いたから、ちょっとドラマチックになってるかもしれない笑
念の為書いておくと、お仕事で撮影とか行ってて、バッテリーないとかありえないし、本人にとってもナイトメアだけどやっちゃいけないことっていうのは重々分かっています。
いわゆるプロ失格。みたいな話よく言われるけど、そうだと分かっては居ます。
個人的な意見だと、まあもちろん無事に仕事出来るように機材のチェックとかそりゃそうなんでしょうけど、
その時の空気や、目に見えないものだらけの中で、飛んでる粒子のどれを可視化するか。そこだと思っています。
だからほんとにそん時になんないとわかんない。
だめだ。普通の写真が撮れない。
自分のブランドというかビジネスやりたいのにまとまらない。
ヴィジュアルアップしてます。
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